「IEEE International Conference on Fuzzy Systems (FUZZ-IEEE2009)」

スペシャルセッション開催報告

日 時：2009年8月21日(金)および24日（月）
会場：ICC Jeju
Jeju Island, Korea
http://www.iccjeju.co.kr

　2009 IEEE International Conference on Fuzzy Systems (FUZZ-IEEE2009)が9/20-24に韓国Jeju島にて開催されました．韓国Jeju島は韓国のハワイといわれているリゾート地で，韓国では新婚のカップルがよく訪れる地であるということで，日本や，韓国など，アジアの方々だけではなく欧州やアメリカの参加者も多数参加していました．

　さて，21日と最終日24日に，我々人間共生システム研究会が主催するスペシャルセッション”Human Symbiotic System I & II””が行われました．セッションオーガナイザーは，前田先生と筆者（片上）です．

会場の写真１	会場の写真２

　初日のセッション”Human Symbiotic System I”は，前田先生の司会で始まり，最終日は私が司会をさせて頂きました．両セッションをあわせて8件の発表があり，発表内容は初日のセッションでは，「GAを用いた作曲支援システム」，「医療のためのデザイン支援」，「人間の輪郭トラッキング」，「RCヘリコプターの制御スキル学習支援」，最終日のセッションでは，「模倣学習における教示者と学習者の視界の見積もり」，「強化学習を用いた人間の教示認識と自己行動獲得」，「人間の主観に基づいた4足歩行ロボットの歩容生成」，「異文化体験シミュレーションゲームを用いた社会適応エージェントの開発」など，いずれも人間を系に入れた研究からなる充実したセッションとなりました． 発表後は座長が質問を行うことできないぐらい活発に質問・コメントを頂き，充実した時間になったかと思います．発表者や質問して下さった方々には，あらためてお礼を申し上げたいと思います．

　22日のBanquetでは，韓国の伝統芸能（Pangutという打楽器のパフォーマンス）と近代芸能（hip hop）をあわせたパフォーマンスが舞台上で行われ，華やかな雰囲気で，大変楽しいひとときを過ごしました．

雄大な自然（前田先生撮影）	まじめに座長をやる筆者（前田先生撮影）

4足歩容生成を語る西先生（福井高専）	社会適応エージェントを語る大村氏（東工大）

Banquet会場	Banquetパフォーマンス

ホテルでの夕食バイキングのひととき	がんばりました（前田先生撮影）

Y先生と韓国焼き肉店での至福のひととき． 「乾杯〜♪」（前田先生撮影）	「そこっ．肉が重なっているぞ． 肉に失礼だぞ，肉に．」（前田先生撮影）

　今回研究会以外の方と交流する機会も多く，有名な先生方とご一緒させていただき，さまざまなお話をさせていただきました．筆者にとって非常に貴重な時間になりました．この場を借りてお礼を申し上げます．残念ながら今回参加されなかった方も，断然おすすめしますので，次の企画の際にはぜひご投稿をよろしくお願いいたします．

　P.S.　学会全体の報告を学会誌の2009年10月号に掲載予定ですので，そちらもご参照いただければうれしく思います．

プログラム

Special Session: Human Symbiotic System I

Special Session: Human Symbiotic System II