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お問い合わせ先
前田陽一郎
(立命館大学)
片上大輔
(東京工芸大学)

「第20回HSS研究会開催報告」

研究会開催報告

報告者 ジメネスフェリックス(名古屋大学)

■日時:2016年2月26日(金)〜27日(土)

■場所:福井県丹生郡越前町(さかえ旅館)

 福井県のさかえ旅館にて日本知能情報ファジィ学会人間共生システム研究会の第20回HSS研究会が開催されました(写真1).初日となる26日(金)の午後は,研究会幹事の方々が各々15分の発表を行い(プログラム中の写真),それぞれ最近の研究成果や,研究室で行っている研究の全体像などをお話しされました.内容も,ロボットなどのハードウェアから解析ツールなどのソフトウェア,また癒しやリラックスといった心理的なインタラクションから社会集団での相互インタラクションやリハビリまで,幅広く網羅されていました.そして,質疑応答では活発的な議論の様子がみられ,時間を越えてしまうことが多々ありました.招待講演者には,立命館大学の山西良典先生をお招きして,「音楽の感性を捉えるためのクロスメディアアプローチ」に関する研究を講演していただきました.普段聞けないようなおもしろい研究内容を聞くことができ,感激いたしました.

写真1 開催場所
写真2 前田先生の開会の挨拶
写真3 加納先生の発表の様子
写真4 招待講演の様子
写真5 懇親会の様子

 懇親会では,福井の名物の一つであるカニ料理を食べることができました.また,懇親会中では食べる,飲むだけでなく,今後の研究会の在り方など今後の活動について活発的な議論が行われました.以下にHuman Symbiotic Systemセクションのプログラムを掲載しておきます.

 2日目では,パネルディスカッションにて,HSS研究部会の現状課題および今後の方向性について,研究会メンバーと議論した後に,越前そばの里に行き,そば打ち体験を研究会メンバー全員で行いました.そば打ち後は,自分達で打ったそばを食べることができます.全員が美味しいそばを作ることが出来ました.吉川先生は特に重さ加えることで腰の入ったそばを作れたみたいです.

 以上が報告となります.次回,国内ではファジィシステムシンポジウム2016にて人間共生システムのセクションが行われます.皆さんの参加をお待ちしています.

写真6 そば打ち体験の様子@
写真7 そば打ち体験の様子A

プログラム(敬称略)

2月26日(金)

13:00 鯖江駅または福井駅集合(昼食後13:00集合)から車で移動

● 14:00〜14:10 開会の挨拶 研究部会代表幹事 前田陽一郎
● 14:10〜15:10 招待講演「音楽の感性を捉えるためのクロスメディアアプローチ」
招待講演者:山西 良典(立命館大学) (司会:加納政芳)

休憩(10分)

● 15:20〜16:40 第1セッション(一般発表)(4件)座長 吉川大弘
・HSS-20-1 片上大輔「人間共生システム研究について〜今後の展望〜」
・HSS-20-2 前田陽一郎「インタラクティブサウンド生成システムへの生体情報の適用」
・HSS-20-3 加納政芳「ロボットとのコミュニケーションのかたち(仮)」
・HSS-20-4 井上博行「地域の見せる化に向けた地域データの分析と人間共生」

休憩(10分)

● 16:50〜17:50 第2セッション(一般発表)(3件)座長 井上博行
・HSS-20-5 吉川大弘「発達障害グレーゾーン児童へのロボットによる教育支援の試み」
・HSS-20-6 ジメネスフェリックス
「学習者に共感して協調学習を行う教育支援ロボットの開発」
・HSS-20-7 増田寛之「超小型電気自動車の開発と地域での活用に向けて」
● 18:00〜19:00 入浴
● 19:00〜21:00 夕食
● 21:00〜23:00 懇親会

2月27日(土)

 8:00〜9:30 朝食
● 10:00〜11:50 第3セッション(討論会) 座長 片上大輔
幹事全員によるパネルディスカッション(自由討論)
「HSS研究部会の現状課題および今後の方向性について」
● 11:50〜12:00 閉会の挨拶 研究部会副代表幹事 片上大輔
● 12:00〜13:00 昼食(各自自由)