人間共生システム研究会


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前田陽一郎
(立命館大学)
片上大輔
(東京工芸大学)

第19回北信越支部シンポジウム&第37回関東支部ワークショップ
(第10回人間共生システム研究会)

開催報告

報告者:前田陽一郎(福井大)

日時:2010年11月20日(土)〜21(日)
会場:石川高等専門学校(石川県河北郡津幡町)
主催:日本知能情報ファジィ学会 北信越支部・関東支部・人間共生システム研究会

 11月20日(土)〜21日(日)の2日間に渡って、石川高等専門学校にて日本知能情報ファジィ学会合同ファジィワークショップとして、第19回北信越支部シンポジウム&第37回関東支部ワークショップと共催で 第10回人間共生システム研究会が開催されました。発表件数は全体で20件あり、 参加者は31名でした。人間共生システムのセッションは初日の午後に2セッションが行われ、8件の発表がありました。 会場は、石川高等専門学校のLL教室を使用し、非常に快適な講演環境で活発な発表と議論が行われました(図1)。開会の挨拶は北信越支部長の大藪先生(金沢星稜大学)がされました(図2)。

図1.研究会の様子
図2.北信越支部長(大薮先生)の開会挨拶

 初日の夜は、会場から近い料亭で、北信越支部・関東支部・人間共生システム研究会の参加者全員でささやかな懇親会が開催されました(図3)。

図3.懇親会の様子

 翌日のエクスカーション(交流企画)は、地元の越野先生(石川工業高等専門学校)を中心に、金沢の酒蔵(久世酒造)ツアーを行いました。お酒好きの多い研究会メンバーにはたまらない企画となり、参加者はお土産の地酒を手に皆さん満足して帰られました。

図4.エクスカーションの酒蔵ツアー(金沢)
図5.長生舞で有名な久世酒造店

 

プログラム

11月20日(土)

企画セッション「人間共生システム」[1] (13:00 - 14:10) 司会 前田陽一郎
  13:00-13:20  (HSS-10-1)前十字靭帯再建術後の膝MDCT画像中におけるScrew位置の解析法
    ○魚住洋佑(福井大学工学部),長宗高樹(福井大学大学院工学研究科),荒木大輔,西本浩司,星野祐一,久保誠司,黒田良祐,黒坂昌弘(神戸大学大学院医学系研究科)
  13:20-13:40  (HSS-10-2)電磁気センサを用いたMOSAIC PLASTYナビゲーションシステムの開発
    ○豊嶋崇靖,長宗高樹(福井大学大学院工学研究科),荒木大輔,西本浩司,星野祐一,久保誠司,黒田良祐,黒坂昌弘(神戸大学大学院医学系研究科)
 13:40-13:55  (HSS-10-3)応力解析のためのMDCT画像を用いた3次元下肢骨モデリング法
    ○川口昌悟(福井大学工学部),長宗高樹(福井大学大学院工学研究科),小久保安朗,馬場 久敏(福井大学大学院医学系研究科)
 13:55-14:10  (HSS-10-4)キーグラフによる緑のカーテンを育てるための意識分析
    ○井上博行,西坂友佳里(福井大学教育地域科学部)

企画セッション「人間共生システム」[2]  (14:20 - 15:30) 司会 井上 博行
 14:20-14:40  (HSS-10-5)ロボットの情動行動がタスク負荷環境下の人間に与える印象評価        
    ○滝僚平, 前田陽一郎, 高橋泰岳(福井大学大学院工学研究科)
 14:40-14:55  (HSS-10-6)MOVISによる物体認識と距離計測
    ○羽生直矢, 高橋泰岳, 前田陽一郎(福井大学大学院工学研究科)
 14:55-15:10 (HSS-10-7)全天周視覚を用いた移動ロボットのための指さしによるナビゲーション
    ○日比野文則,高橋泰岳,吉田享平,前田陽一郎(福井大学大学院工学研究科)
 15:10-15:30  (HSS-10-8)ファジィ契約ネットに基づくマルチエージェントロボットのタスク割当手法
    ○梅亮、前田陽一郎、高橋泰岳(福井大学大学院工学研究科)


(参考)北信越支部幹事会報告
報告者:大薮多可志(金沢星稜大学)
日時:2010年11月21日(日)
会場:石川高等専門学校(石川県河北郡津幡町)
参加者:前田,井上,畦原,山田,高木,長宗,越野,大薮
会議報告:
1.今後の支部活動と体制について
学会全体として研究会などはネットワークを介して電子的に開催する方向で検討されている。このような中,支部存在の在り方が検討された。その意義として
(1) 地場産業との密接な連携
(2) 院生などの発表(登竜門)と研究活動活性化(若い世代の育成)
(3) 地元研究者の顔を合わせての意見交換と親睦
(4) 研究推進のための示唆を得る
などのメリットがあり意義があるため,北信越支部は存続してほしい旨,意見が出された。
2.支部会員のメイリングリスト作成
幹事宛のリストはあるが支部会員用のリストは無いため,研究会などの情報発信がスムーズでない等の意見が出され今後作成して行くことを確認した。なお,支部会員は52名位であるとの案内があった。
3.支部のモチベーション
支部役員も含め会員の支部活動と学会参加へのモチベーションを向上させていく必要があるとの意見が出された。支部役員の新人の就任が少ない。

 







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