第23回北信越支部シンポジウム & 第17回HSS研究会
開催報告
報告者:高橋泰岳(福井大)
■日時:2014年11月16日(日)
■場所:福井大学文京キャンパス アカデミーホール
http://www.u-fukui.ac.jp/
■参加費:無料
2014年11月16日に福井大学の文京キャンパスアカデミーホールにて第23回北信越支部シンポジウムと合同で第17回人間共生システム研究会が開催されました.合同シンポジウムとしては長岡や石川など遠方からも先生方や学生らが参加され,参加者数は32人でした.
まず,井上先生による開会の挨拶から合同シンポジウムが始まりました
.合同シンポジウムでは午前午後で4セッションが組まれましたが,そのうち午前の第1セッション,午後の第4セッションが人間共生システム研究会として組まれました.
第1セッションでは福井大学高橋研から人型ロボットのリアルタイム模倣動作生成やポーターロボット,RFIDをつかったSLAMの研究発表が行われました.また,石川高専から平感圧導電性衣服を用いた動作・感情認識やインタラクティブプロジェクションマッピングに関する研究発表が行われました.
第4セッションでは富山高専から特別支援学生向け自立運動支援システムやタブレット端末を用いた学習教材に関する研究発表がありました.さらに福井大学から人間の身体動作による性格推定やRFIDをつかった自己位置同定に関する研究発表がありました.
全ての講演発表が終わった後,休憩を挟み,奨励賞の発表がありました.奨励賞は,参加して下さった先生方全員に学生の発表を審査して頂き,高評価であった上位2件の研究発表をした学生に贈られました.今回は地の利があったのか,福井大学の市岡由希恵さんと王君君が奨励賞の対象となりました.2件とも人間共生システムセッションで発表されました.
プログラム
11月16日(日)
10:00 受付開始
10:30- 開会のご挨拶 井上 博行(福井大学)
第1セッション(人間共生システム1)(10:35-11:40)
司会 長宗 高樹(福井大学)
HSS-17-1 榊原洸太(福井大学高橋研)人間動作の模倣を行う人型ロボットのためのパーティクルフィルタを用いた関節角度時系列の推定
HSS-17-2 野村慎之介(福井大学高橋研)インタラクティブな操作を行う倒立二輪型ロボットのための意図認識モジュールの漸次的学習
HSS-17-3 王君(福井大学高橋研) SLAM on HF-band RFID Self-Localization System 奨励賞受賞
HSS-17-4 山本晃(石川工業高等専門学校越野研) 平感圧導電性衣服による行動認識と感情認識
HSS-17-5 越野亮(石川工業高等専門学校)金沢21世紀美術館 & 金沢能楽美術館におけるインタラクティブプロジェクションマッピングの制作
昼休み(11:40-12:40)
第2セッション(12:40-13:55)
北信越支部シンポジウム5件発表
休憩(13:55-14:10)
第3セッション(14:10-15:10)
北信越支部シンポジウム4件発表
休憩(15:10-15:25)
第4セッション(人間共生システム2)(15:25-16:40)
司会 越野 亮(石川工業高等専門学校)
HSS-17-6 南部公信(富山高等専門学校秋口研)データサーバを用いた特別支援学生向け自立運動支援システムの開発
HSS-17-7 古谷舞(富山高等専門学校秋口研)タブレット端末を用いた学習教材作成アプリケーションの開発
HSS-17-8 市岡由希恵(福井大学高橋研)コミュニケーションロボットのための人間の身体動作による性格推定および感性評価 奨励賞受賞
HSS-17-9 Mi Jian(福井大学高橋研)Investigation of Different Tag and Antenna
Arrangement Effect on RFID-based Mobile Robot Self-Localization
休憩(16:40-16:50)
16:50- 奨励賞 表彰式 高橋 泰岳(福井大学)
16:55- 閉会のご挨拶 畦原 宗之(長岡技術科学大学) |