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合同シンポジウム2015
第24回北信越支部シンポジウム & 第19回HSS研究会

開催報告

報告者:井上博行(福井大)

日時:2015年11月14日(土)
会場:石川工業高等専門学校

 2015年11月14日に石川高専にて合同シンポジウム2015(第24回北信越支部シンポジウム & 第19回HSS研究会)が開催されました.これは毎年恒例となっております.全体で24名の参加があり,発表件数は18件でした.

 本シンポジウムでは,3つのセッションが組まれましたが,そのうち第1セッションが人間共生システムのセッションになりました.本セッションの発表件数は6件です.

 最初は,石川高専の越野先生が「インタラクティブデジタルインスタレーション「遊ぼう!夜の美術館@21美」の制作」というタイトルの発表でした.発表というより講演といった方が良いかもしれません.金沢21世紀美術館などで行ったプロジェクションマッピングを用いたイベントについての報告でした.石川高専の学生さんが作成されたもので,加賀友禅や加賀手鞠などの伝統工芸などを光で演出しつつ,Leap MotionやKinectを用いて光の作品の中に参加できるものでした.子供たちだけでなく,大人まで楽しく参加している様子を話されていました.


写真1 発表の様子
写真2 会場案内

 残りの5件は,学生さんの発表(増田研(富山県立大)1件,高橋研(福井大)4件)でした.院生だけでなく,まだ卒研の途中である4年生の発表もありました.それぞれが良く発表の準備をされており,まだ研究半ばですが皆さん良い発表でした.ここで発表された福井大学の近藤智行君は,奨励賞を受賞することになりました.

 今回の参加者は,ほぼ北信越支部の方でしたが,塚本弥八郎先生が発表されに名古屋から来られました(セッションは人間共生システムではありませんが).まだまだ現役で研究されていることに感銘を受けました.ただ,翌日が金沢マラソンがあったためホテルが取れず,日帰りということでゆっくりしてもらえませんでした.電車の時間まで解禁となった香箱蟹(ズワイガニのメス,福井ではセイコガニ)と,お酒を楽しんでいただきました.

 来年は富山で北信越シンポジウムを行いますので,また合同で出来ればと考えています.

 

 

プログラム

11月14日(土)

12:30 受付開始
12:50 開会のあいさつ 井上博行(福井大学)

第1セッション(人間共生システム1)(13:00-14:25)
司会:井上博行(福井大学)
HSS-19-1 インタラクティブデジタルインスタレーション 「遊ぼう!夜の美術館@21美」の制作
○越野 亮(石川工業高等専門学校)
HSS-19-2 自動車におけるインタラクションロボットのための発話推定
○岡島恵一,奥村雅敏,増田寛之,大島徹,小柳健一,本吉達郎(富山県立大学),高山英一(株式会社高山自動車)
HSS-19-3 作業者の運動モデルとモーションセンサの出力履歴に基づくアシスト制御
○佐橋 克弥,野村 慎之介,井上 卓也,高橋 泰岳,川井 昌之(福井大学)
HSS-19-4 人型ロボットのためのパーティクルフィルタを用いた全身リンク姿勢の実時間模倣
○山本将平,高橋泰岳(福井大学)
HSS-19-5 ラッセルの円環モデルを導入したRNNを用いた情動推論・情動表現生成学習システムの検証
○辻本 拓也,高橋 泰岳(福井大学),前田 陽一郎(ものつくり大学)
HSS-19-6 高高度モニタリングシステムのためのカイト型テザー係留飛行ロボットを用いた昇降機能付マウントの開発 
○近藤 智行, 轟 千明, 高橋 泰岳(福井大学)

休憩(14:25-14:40)

第2セッション(14:40-15:35)
北信越支部シンポジウム4件

休憩(15:35-15:45)

第3セッション(15:45-17:40)
北信越支部シンポジウム8件

休憩(17:40-17:50)

17:50 奨励賞 表彰式
17:55 閉会式

 




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